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パンク [自転車]

3月16日 麗らかな日和にさそわれて昼食のためにRSSで出かけた。少し寄り道をするつもりでのんびりと走っていると何やら後輪に違和感がする。空気圧が甘くなってやけにタイヤがつぶれている。このまま走ればリム打ちを起こしそうなので路傍に止めて携行している小型ポンプで少し空気を入れた。荒れた路面をさければ走れそうだが少し走るとやはり空気が抜けてくるので家までにはもう一度空気を入れる必要があった。

何とか家にたどり着いてタイヤを外して点検すると後輪の外周には特段のことは見当たらない。それでチューブを外して水につけてみるとチューブの接地面側に小さな穴が開いていて空気が漏れるのが確認できた。リム打ちの穴ではなさそうだ。それで念のためタイヤの内壁を確認してみるとチューブの穴が開いた位置と同じ場所にタイヤの内壁から細い針金が突き出ている。どうやらこれがパンクの原因らしい。針金を引き抜いてみると長さ6mmほど、シフトワイヤーの切れ端にも見える。ワイヤーの切れ端は注意して処分していたのだが・・・。

チューブは予備のものと組み換え、穴が開いたチューブはイージーパッチを貼って当座の予備チューブとして携行ケースにいれた。



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カンパニューロのエルゴパワーのシフトレバーの戻り位置を調整 [自転車]

3月11日 RSSのシマニョーロ11にはカンパニョーロのポテンザを装備してある。つい先日このRSSの整備を終えて試走をしてみると何やらブレーキレバーを引くたびにカチカチと耳障りな音がする。
本来はブレーキレバーの内側についているゴム部品(EC-SR050)にシフトレバーが当たってそんな音は出ないはずだが、仔細に見るとシフトレバーの戻り位置が少し外側に寄ってしまったせいでブレーキレバーを引くとRC-SR050にシフトレバーが当たらずの直接ブレーキレバーに当たっている。
どうにかならんものか、というわけで何かいい方法がないか検討してみたがやはりシフトレバーの戻り位置が決まるボディ側のストッパーに何か手を加えるのが一番の方法に違いない。加えてストッパーの位置が調整できれば具合が良いのでボディ側のストッパーの部分にネジを切ってイモネジをねじ込みこれをストッパーにすれば具合が良かろうと算段をした。もちろんイモネジはフードの内側に隠れるようにして・・・。

パーツ図面や先人の分解画像などを参考にして概ね内部の構造を確認してみるとハンドワークでもなんとかイモネジの追加できそうだ。そうしてネジ位置を決めるべく改めて現物を見てみるとボディのストッパーの位置には小さな丸い金属の当り面が見える。なるほどシフトレバーを保持している板金部品が当りになっているのでボディのストッパー部も金属のインサートをしているのか・・・そう思いつつフードめくってボディー外側を見るとそこには小さなくぼみがある。
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仔細に見ると窪みは透明な樹脂で封止されている。ルーペを持ち出してさらに観察すると封止されている穴は六角形だ。ということはこれは平先のイモネジがストッパーとして入っているに違いない。樹脂封止はシフトレバーの戻り位置を調整した後で緩み止を施したものだろう。開発段階でこれが必要だと判断されたに違いない・・・。
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ニードルを持ち出して六角穴の樹脂を掻き出して手持ちの六角レンチをあてがってみると“ククッ”とした感触でネジが回りシフトレバーの戻り位置が調整できるではないか。気をよくして左右のエルゴパワーのそれぞれのイモネジを掘り出してシフトレバーの戻り位置を調整するとの耳障りなカチカチ音は無くなった。

ポテンザはいわゆる第3世代のエルゴパワーということになるが第一世代のエルゴパワーにも戻り位置調整のネジが装備されている。第3世代のエルゴパワーの分解や調整の記事は目にするがシフトレバー戻り位置調整については見当たらない。
「ボディ側のストッパーの部分にネジを切って・・・」は杞憂に終わった。


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RSSをリフレッシュ [自転車]

RSS、いつの間にか8年も乗ってしまった。
時が過ぎてさすがに汚れて艶が無くくすみ薄っすら錆が出ているところもある。
仔細にみればシフトワイヤーのアウターハウジングにヒビも入っている。
もう少し気持ちよく乗るために全体整備をすることにした。
前後ハブ、ボトムブラケット、ヘッドセットの軸受以外のパーツはすべて外した。大方のネジはステンレスに替えてあるが幾つかスチールのネジには赤錆が出ていたので真鍮ブラシで錆びおおとして薄っすらとグリスを拭いておいた。ステムやハンドルやクランク等のアルミパーツにもポツポツと錆が浮いていたので取り外してからコンパウンドで磨きなおした。
ホイールを綺麗にして、ディレイラーやスプロケット、チェーンなどのパワートレインの洗浄してスッキリ
大方の部品を外したフレームは清掃してプレクサスで隅々まで綺麗に拭き上げた。フレームは艶やかな輝きを取り戻して何だか嬉しい。
また、この機にNITTOのフロントキャリアーとRaleighのマッドガードも外し。キックスタンドも軽量なものに変えてみた。最早、オリジナルな部位はフレームとVブレーキのアームのみ。
トップチューブ保護のためにワイヤーに付けていたケーブルドーナッツは外して代わりにシフトアウターケーブルのライナーを取りつけた。
を何だか軽快に見える。
20240303-001.JPG


  2024.2.3現
Color Agate Blue
Size 480mm
Frame Cr-Mo Mid-size TIG Welding
Fork High-Tensile w/Crown
Headset Tange LEVIN CDS
BB set SHIMANO SM-BBR60
Handle Bar NITTO M106NAS 400mm
Handle Stem NITTO NTC-A
Bar-tape/Grips ENNG
Shifter CAMPAGNOLO Potenza 11 Ergopower controls
  w/Jagwire Pro Shift Cable
Rear Derailleur CAMPAGNOLO Potenza 11 Rear Derailleur Short cage
Front Derailleur CAMPAGNOLO Potenza 11 Front Derailleur 
Crank SHIMANO FC-5750
Chainwheel SHIMANO FC-RS500 52t/36t
Gear SHIMANO CS-R8000-11 11-25t
Chain SHIMANO CN-HG600-11
pedals MKS SYLVAN TOURING NEXT
Brakes SHIMANO BR-R353 Compact V-brake w/Shoe R55C4
Levers CAMPAGNOLO Potenza 11 Ergopower controls
  w/Jagwire Pro Brake Cable Kit
Hubs SHIMANO HB-RS400/FH-RS400(Special) 32H 100×135
Spokes HOSHI SB 2.0mm/#14
Rims Alexrims R390 20(451) x 1 1/8 Silver 32H
Tires IRC Roadlite
Saddle VELO Racing Cr-Mo Rail RALEIGH-spec
Seat Pillar TURNER TS AL6061T6 CNC
Madguards -
Kick-stand
TKY Kick-Stand
Front Rack -
Lamp Holder XON XBL-01 Hub Lamp Holder
Bottle Cage MINOURA AB100-4.5
Taillight CATEYE Taillight TL-AU165-BS
Cycle Computer -
Front Light -
Weight ?kg



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シートクランプを交換 [自転車]

11月8日 注文しておいたシートクランプが届いたので、早速交換した。

ライディングポジションの調整を繰り返し行ううちにオリジナルのアルミ製のクランプの雌ネジがバカになってしまったのだ。
新しいクランプは雌ネジがスチール製の別部品になっている“DIXNA バンテージクランプ2 シルバー 30.0mm”。
ついでに樹脂クランプで取り付けておいたテールランプをシートステーに直付けとして、バッテリーも新品に交換した。
もはやRSSのオリジナル部品はフレームとフロントホークとアルミフェンダーだけだ。

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IRC ROADLITE [自転車]

6月14日 田回りに出かけようとするとRSSの前輪の空気が抜けている。様子を見るつもりでとりあえず空気を入れてみるとサイドウオールから何やら冷たい空気の流れを感じる。どうやらパンクしたようだ。仔細にみればサイドウォールにシューは擦れてないので“リム打ち”のようだ。早速、予備のチューブを持ち出して修理した。小まめに空気圧チェックはせねば・・・。

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振り返ればパンクの折にチューブは交換しているがタイヤはSchwalbe Durano に交換して久しい。前輪は以前にサイドウォールの劣化で交換した記憶があるが後輪はそのまま使い続けているのトレッドはひび割れが進んでいる。走行距離は少ないものの時間は経過しているのでこの機にタイヤとチューブを交換することにした。ついでに駆動系のメンテナンスもすることにした。
主なメニューは

タイヤ、チューブ交換
リム振れ調整とブレーキの当たり調整

チェーンリングとスプロケット洗浄

リヤディレイラーのブーリーの洗浄と注油

チェーン洗浄と注油・・・等々

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一通りの作業を終えて試走。

IRC ROADLITEの空気圧はブレーキフィールの都合から4.5bar程度にしてある。この状態でROADLITEはDuranoよりもインピーダンスが高い感じがする。DuranoよりもROADLITEは少し細いのでそのせいかもしれないな・・・。


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ディレイラーハンガー ネジの修理(ヘリサート) [自転車]

5月8日 昨日はRSSが風にあおられて倒れリヤディレイラ―のハンガーが少し曲がってしまった。走りだして1速に落とすとチェーンが落ちてしまう。仕方がないので曲がり具合を見ながら力技でディレイラーハンガーの歪みを戻してディレイラーの取付けボルトを締め付けるとトルクが掛からない。RSSのディレイラーハンガーは以前の修理で歪んだネジ穴をタップで浚い直してあるので無理をしたせいでにネジ穴が舐めてしまったようだ。
こんな時にはリプレイスエンドならディレイラーハンガーを交換すれば済むことなのだがRSSはクロモリフレームの一体型エンド金具なのでエンド金具は交換できない。ディレイラーハンガーが壊れていては致し方ない。新しいフレームや修理する方法を色々物色してみるとアルミのリプレイスエンドのネジバカをリコイルで修復する事例が目にとまった。そういえばその昔CB550のプラグホールのネジバカを“ヘリサート”で修理したことがあったことを思い出した。(“ヘリサート”は旧商品名で今は“E-サート”と言うらしい・・・)

ディレイラーのネジはM10xP1.0。この寸法のリコイルのキットを通販で探すとすぐに見つかった。そうして今日はそのキットが届いたので早速修復に取り掛かった。

先ずM10xP1.0ネジ穴をのキットに付属しているドリルで浚って下穴をあけ・・・

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その穴にリコイルを挿入するためのM12xP1.0のネジをハンドタップで切り・・・2022-05-08 002.JPG

タップで切られたネジ穴にリコイルをインサートする。
リコイルの先端を切り落とし、そうして余ったリコイルもニッパーで切り落とす。

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その後はいつものように取り付けるだけ・・・

2022-05-08 004.JPG

下穴を浚いハンドタップを立てるのに曲りが無いように気を付けたのでディレイラーも概ね曲りなく取り付けることができた。

気が付けばRSS Special を作ってからもう5年も経ったのか・・・


そうだ、シートポストは4月に Nitto SP72 W44 から TURNER TS AL6061T6 CNC に替えたのだった。


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atran クランプセット AT-1630-4 [自転車]

RSSにはもともとダブルレッグのセンターステンドが付いていた。この2本の足の接地場所がかなり前の方になっているのでスタンドを立てる取付け用台座にはクランクを逆転する方向に大きな曲げモーメントが加わる。それを承知で使い続けると繰り返しの力で台座が歪んでくる。なのでシングルレッグのキックスタンドに交換してあったのだが何か様子がおかしいので点検してみると左側の台座の溶接部分にクラックが入っているのだ。ネットで調べると同じようにクラックが入ったRSSのフレームもある。きっとRSSの弱点なのだろう。

それでこの疲労クラックの対処方をあれこれ思案してみたが、ロウ付けやアーク溶接などではフレームの再塗装が必要だろうし・・・ならばレーザー溶接でミニマムのダメージ+タッチアップで何とかならないかと溶接屋のに問い合わせてみたが色よい返事が来ない。止む無く暫く放置しておいたが、このままでは症状が悪化してしまうのでクランプ(ブリッジ)を取り付けることで補修を行うことにした。
選択したのは atran クランプセット AT-1630-4。六角穴付き皿ボルトで締め付けるので出来栄えはスマートになる。

9月5日に部品が到着した。それで早速取り付けようと試したてみたが、あれれ、ネジが合わない。M10のねじが付いている。そういえば、シングルレッグのキックスタンド取付けに際して六角穴付きボルトはW3/8のSUSに替えていおてのだが・・・。
気を取り直して皿ボルトを物色してみるとW3/8の皿ボルトはなかなか見つからない。先人のなかにはキックスタンドの雌ネジをM10に切りなおして取り付けている人がいるようだが天邪鬼は一計を案じた。ウイットW3/8の代わりにユニファイUNC3/8でどうだ・・・一般にユニファイの雌ネジにウイットの雄ねじは入るがウイットの雌ネジユニファイの雄ネジは入らないことになっているが・・・ネジ精度が低ければその限りでもないはず。酔狂はユニファイで取付けを試みることにした。

9月10日 注文しておいたステンレスの六角穴付皿ボルト UNC 3/8-16×2"1/4が届いた。取り付けてみれば精度が粗かったか、もともとユニファイだったのか・・・ボルトは難なく入る。酔狂で天邪鬼の面目躍如と言いたいところだが、いざ締め付けようとしても手元には適合する六角レンチがない。JISとインチのレンチの両方を持ち出してみたがどれも合わない。どうやら適合するのはインチサイズの7/32らしい。インチサイズの組レンチには3/16と1/4が入っているが、この間の7/32というサイズが入っていないのだ。止む無く今度は近くの工具店に駆け込んで7/32のビット(60円也)を手に入れて、ようやく締め付けることができた。

えーと、それで肝心のキックスタンドはというと上げ下げがカチッと決まるようになった。そうして台座のクラックが進むことはなくなるだろうと思う。

それから7/32のビットは元の袋に入れて工具箱に入れておいたが、次の出番はいつになるやら。
酔狂で天邪鬼としてはなかなか面白かったが、こんなことをするくらいならM10のタップを買ってきて雌ネジを浚った方が良かったかかもしれない。

追記:2021年5月某日 キックスタンドにネジが少し緩くなってきた。7/32の六角レンチを持ち出すのがおっくなので、キックスタンドのアルミボディのウイットW3/8ネジ部に新たにM10X1.25のネジをハンドタップで切りなおしてM10X1.25の皿ボルトで取り付けた。これで車載の工具(ミリサイズの六角レンチ)でも対応できる。最初からこうしていれば良かったのだ・・・

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ブレーキフィール その6、もといヘッドセット緩み [自転車]

5月9日 BR-R353のピボットの摩耗と軸方向のガタも増えてきたので小さなカクカクした感じが伝わることがあって不快だ・・・と思っていたのが、今度はヘッドセットに緩みらしいガタが出てきた。確認してみるとやっぱり緩んでいる。増し締めしてみると思いのほかカクカク感がなくなった。ありゃりゃ、いい感じになった。そうするとヘッドセットも緩んでいたのか~。

ブレーキのスラストガタ対応のために秘かに誂えておいたミニVブレーキの出番がなくなるな~。

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ブレーキフィール その5 [自転車]

3月8日 RSSのブレーキシューに当たりが付いたようでブレーキフィールは良好だがやや制動感の立ち上がりがきつくなってきた感じがする。ここらで点検を行った。

懸案だった凝着摩耗は起きていない。

トーインを0.4mm程度つけておいたシューの摩耗状況は4ブロックのうちの1番目のと2番目がおよそ9.95mm、3番目が9.85~9.9mm、4番目が9.75~9.8mm。
トーインを付けたシューは1番目のブロックが当たってからブレーキのアームを軸にねじれるように撓み4番目のブロックまで当たるようになる。この時1,2のブロックはトレーリング側になっているので摩擦力が加わると押しつけ力が増加しにくいので摩擦力が増加しにくい。一方、3,4ブロックはリーディング側になっているので摩擦力で巻き込まれるように押しつけ力が増加する側、つまり制動力が強くなる側にある。各ブロックは制動時のレバーの握りに応じて押し付ける力が増加し摩擦力も増加するので1⇒1-2⇒1-2-3⇒2-3-4⇒3-4の順でブロックが撓みながら当りが変化していうのだろう。一般的なVブレーキのシューのリーディング側が長いのはこの巻き込みモーメントによる面抗力の増加を穏やかにする意味合いがあるのだと思うが・・・ロード用の短いシューでは致し方ない。トーインを0.6mmほどにして様子を見る。
Vブレーキのアライメントの違うアームに替えるとかというのもリーディング側の巻き込みを減らす効果が期待できると思うが・・・、あるいは摩擦力の低いシューに替えるとか・・・悩ましい。

それからBR-R353のピボットの摩耗と軸方向のガタも増えてきたので小さなカクカクした感じが伝わることがあって不快だ・・・。


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異音、もとい、チェーンの音鳴り [自転車]

2月26日 CRFのクランク周辺から異音。4~6時と10~12時付近で“コリコリコリ”となる。チェーンリングとチェーンを疑ってチェーンに注油をしてみたが音は消えない。チェーンの伸びを測定してみたがほとんど伸びていない。そうするとBBのベアリングの気がする。とりあえずBBR60を注文しておくか・・・。

3月1日 注文をしておいたBBR60が届いたので早速交換した。それでテストライドをしてみると、あれれ異音が消えない。BBじゃなかったのか・・・。
色々試してみると強く踏み込んで10~12時付近には違いないのだが・・・ペダルの外側を踏むと音が出やすい。
音の出し方が分かれば簡単に再現できる。どうやら右のペダルがダメらしいのが分かってきた。
それにしても、チェックが甘かった。ペダルを替えるなどしてしっかりクロスチェックして見ればよかった。
・・・前回のRSSの例から今回のCRFはペダルの増し締めしただけでお茶を濁したのだが・・・
外したSM-BBR60は清掃して補修パーツとして保管だな。
それから新しいペダルをオーダーして、異音の出たペダルはシールドベアリングの交換を依頼しなければ・・・。

3月2日 朝、遅まきながらペダルを替えてクロスチェックをしてみた。
あれれ、音が出るはずのペダルを付けたRSSで音が出ないで音が出ないペダルを付けたCRNで音が消えない。異音の原因はペダルじゃないぞ。チェーンリング、チェーン、あるいはスプロケットか・・・。
注意深く観察するとインナーチェーンリングから聞こえる音がアウターにチェーンを掛けても聞こえる。音質はインナーから出る音に対してアウターでは低くなる。“コリコリコリ”とチェーンの駒に同期しているようにも感じられる。スリップ&スティックのような打撃かもしれない。スティックしたチェーンの駒がスリップして打撃が起きているのかもしれない。だとすれば駆動系のチェーンやチェーンリング、スプロケットをチェックして見るしかない。
先ずはチェーンリング、チェーン、スプロケットを外して、チェーンは灯油を入れたペットボトルに中に浸して洗浄し、チェーンリングとスプロケットは石鹸とブラシで黒ずみが無くなるまで綺麗にした。その後でチェックしてみるとするとチェーンの伸びは少ないし、スプロケットの摩耗も少ない。アウターチェーンリングには相応の擦れがあるが音の要因らしいものは見当たらない。インナーチェーンリングにも相応の擦れがある。加えての歯の側面角部にチェーンのインナープレート端部による当り(摩耗)がある。もしかしたらこれが異音の原因かもしれない・・・。RSSのインナーとと比べてみても当りが大きい感じがする。ちなみにRSSはCN-HG600-11をCRFはCN-6800のチェーンを付けてある。ならば手持ちのCN-HG701-11に替えてみる手もあるが、先ずはメンテナンスの基本の洗浄と潤滑で様子を見てからとした。それからホイールを外したついでにディレイラーのテンション&ガイドプーリーも外して洗浄し潤滑を施した。
そうして再組付けをしてチェーンの潤滑をしてテストライドをしてみると、あれっ、音がしなくなった。
やっぱり洗浄と潤滑か・・・。
チェーンの潤滑にはドライのPTFEとオイルの両方を使っていて、オイル分が無くなってくるとチェーンが“チャラチャラ”と言い始めるので適宜注油する。それでチェーンリングとスプロケットは時々洗浄しないとスラッジのようなものがたまってくる。それが悪さをしていたのかもしれない。

チェーンオイルを替えてみるか・・・。
発注したペダルはどうしよう・・・。


追:発注してあったペダルはRSSに装備した。なんだかCRFとRSSの装備が同じになってきてるな・・・。


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