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ブレーキフィール その5 [自転車]

3月8日 RSSのブレーキシューに当たりが付いたようでブレーキフィールは良好だがやや制動感の立ち上がりがきつくなってきた感じがする。ここらで点検を行った。

懸案だった凝着摩耗は起きていない。

トーインを0.4mm程度つけておいたシューの摩耗状況は4ブロックのうちの1番目のと2番目がおよそ9.95mm、3番目が9.85~9.9mm、4番目が9.75~9.8mm。
トーインを付けたシューは1番目のブロックが当たってからブレーキのアームを軸にねじれるように撓み4番目のブロックまで当たるようになる。この時1,2のブロックはトレーリング側になっているので摩擦力が加わると押しつけ力が増加しにくいので摩擦力が増加しにくい。一方、3,4ブロックはリーディング側になっているので摩擦力で巻き込まれるように押しつけ力が増加する側、つまり制動力が強くなる側にある。各ブロックは制動時のレバーの握りに応じて押し付ける力が増加し摩擦力も増加するので1⇒1-2⇒1-2-3⇒2-3-4⇒3-4の順でブロックが撓みながら当りが変化していうのだろう。一般的なVブレーキのシューのリーディング側が長いのはこの巻き込みモーメントによる面抗力の増加を穏やかにする意味合いがあるのだと思うが・・・ロード用の短いシューでは致し方ない。トーインを0.6mmほどにして様子を見る。
Vブレーキのアライメントの違うアームに替えるとかというのもリーディング側の巻き込みを減らす効果が期待できると思うが・・・、あるいは摩擦力の低いシューに替えるとか・・・悩ましい。

それからBR-R353のピボットの摩耗と軸方向のガタも増えてきたので小さなカクカクした感じが伝わることがあって不快だ・・・。


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