解禁

２０２０年 解禁。地元の入漁券は既に手元に届いている。まだ浅い春を渓で過ごす気分になれない。
この3年ほどで釣り道具の粗方を整理をした。手始めにルアー関係のロッドやリールを手放し、次にはフライ関係の道具を売却した。
ロッドはカーボンロッドとバンブーロッドの十数本を売却した。手元にはバットもティップも割れてしまったセブンイレブンを一竿とあとはオーダーメイドの竹竿を８本が残っている。割れてしまったセブンイレブンを1本と数えるのはおこがましいが一番のお気に入りだったので・・・。一方でオーダーメイドの竹竿はその特性を伝えるのが難しいのとビルダーの顔を思い浮かべると売却するには忍びない。
リールはフェザーウエイトを一つとCFOⅢを残すべきと考えていたが、CFOⅢの最後のモデルMade in USAを売却した。そうして手元には使い古した1台目のフェザーウエイトと少しだけ新しい3台目のフェザーウエイトを残すことにした。（2台目のフェザーウエイトは湯檜曽川で失っている。4台目のストックは未使用のまま売却した。）
タイイングバイスはプレゼンテーション3000だけを残した。そのほかのこまかな道具や装備はいまさら売却するほどの物はない。
いずれは手慰みがに裏の大川でオイカワを相手にするだろうから必要な道具は残しておいた。そうして何か枯れた風に飄々と釣りができればよいと言ってみたい気もするが、そんな風にはなれそうもない。
春らしい陽気になったら渓に降りてヤマメに合いに行こうと思う。