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芝刈り機LM-2810の修理 [雑記]

7月6日 部品が揃ったので1号機(芝刈り機)の修理を行った。

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奥が1号機、手前が2号機。1号機のリヤホイールはひび割れ、フレームも割れ、ハンドルホルダーも割れたものを仮付けしてある。2号機の樹脂フレームにはアルミの補強ステーを追加してある。

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これらが注文しておいた部品、フレーム、リヤホイール、ハンドルホルダー2個。

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ドライブベルトを外し、トップカバー、切替ノブ、ハンドルを外して、モーターユニット、切替スイッチを外す。
フレームにはフィルター、モーターにもフィルターが付いているの無くさないように外しておく。またハンドルホルダーとフレームにはディテンド用のピンが差し込まれているのでこれも外しておく。

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フレームを裏返して足回りを外す。刈刃のユニットはその前に外してある。

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外した足回りを清掃し件のリヤホイールも交換し新しい樹脂のフレームに足回りを組み付ける。

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刈り高調整ノブを取り付け、ハンドルホルダーを交換し、ハンドルホルダーとフレームにディテントピンを差し込んでからハンドルAssyを組み付ける。
その後モーターユニットとを取り付け、配線を繋いでトップカバーを取り付けてから切り替えスイッチのノブを取り付ける。

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刈刃を取り付けベルトを掛けてカバーを付ければとりあえず修理は完了。

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ちなみにいつかは酷使によってフレームクラックが入るだろうから2号機と同様に樹脂フレームにアルミの補強ステーも追加しておいた。
それから、刃研ぎと刈刃の隙間調整をして次回の芝刈りに備えた。


追補:刃研ぎについて
LM-2810はいわゆるリール式というかご型の回転刃が芝を捕らえて固定刃で刈り取る方式になっている。取扱説明書によれば刃研ぎは刃研ぎモード(逆転する)に切り替えて研磨材をブラシで塗りつけながらながら回転させて研げ云々となっているが・・・。これだけではなかなか切れ味が改善しない。仔細に見てみれば切れ味の肝は固定刃にあるようである。

刃の材質は回転刃が柔らかいのに対して固定刃は明らかに焼き入れされた硬度になっている。高速に回転する刃は芝の他に石やコンクリートなどに高速で当たる可能性があるので靭性を持たせるのが理にかなっている。となればやはり切れ味は固定刃のエッジの鋭さに依存することになる。見れば固定刃のエッジはかなり摩耗して鋭さは無くなっている。ならばと固定刃を外して固定刃のすくい面を砥石て研いでみた。すくい角は75度ほどだろうか、砥石で丹念に研いでから組み付けて切れ味を確認してみると芝の葉の切れ口はこれまでのちぎったような切り口から綺麗な切り口に変っている。
やはり固定刃のエッジが切れ味の肝らしい・・・。



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