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焼却炉の更新 [雑記]

9月27日 冬場になると庭先で枯葉や選定枝を燃やす。特に冬の朝の焚火は子供たちが登校前に手を火にあてて暖をとったりする。特別に暖かくなるわけではないが焚火はうれしいのだ。焚火だけではない簡易な竃を持ち出して薪をくべて羽釜に湯を沸かすのだって何だか幸せになる。
庭先には錆びたステンレスの焼却炉が置いてある。子供たちの曽祖父が何かのタンクを加工して設えたそれは錆びて胴の溶接部が朽ちて割れたりしたのを補修しながら凡そ40年ほど使い込んでいる。夏場は放っておいたそれも空気が乾くころになると出番が出てくる。その焼却炉を新調した。
新調といっても大きなステンレスの貯湯タンクを切って少しばかり手を加えて焼却炉にしたのだ。これに伴い古い焼却炉は切断して廃棄した。
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焚火についていうと例の野焼き禁止の法律の理解不足から焚火そのものをダメだと取り違えている人もいるが、法律では生活環境保全上支障がないことを前提に“たき火その他の日常生活を営む上で通常行われる廃棄物の焼却であって軽微なもの”は可とされている。
それはそのはずで例えば環境次第で竃に粗朶(そだ)や薪をくべて煮炊きするが生活上必須になるし、その行為と屋外で枯枝や薪を燃やすのは生活環境保全上で差はないし大きな支障があるとは言えない。これを昨今のCO2排出の観点で見れは薪を燃料とするのは環境にやさしいとなる。もちろん薪の熱量で現代生活が支えられるわけではないし薪を燃料とするには森林の継続的保全と活用が必要なのは言うまでもないが・・・。
それらはさておき焚火は傍にいるだけでほっとするし、薪が熾になるまで眺めていられる不思議な魅力がある。それで田舎住まいで少し庭が広いのをよいことにこの焼却炉を使って僕は心置きなく焚火をしている。
このことは竃や薪を使わない生活文化の中にいては直観的には理解しにくいかもしれないが昨今のキャンプブームの中で焚火の魅力が再認識されていことを想えば言わずもがなである。



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