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終の一日 [釣り]

9月20日 湯原の水嵩もほぼ渇水といえるまで落ちた。秋の陽射しに良型が見られれば申し分ないのだが・・・淡い期待を胸に終の一日を利根川にでかけた。道すがら秋の良型の記憶をたどりつつ鹿野沢の平瀬に期待を寄せることにした。

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谷川橋の袂から降りてもどかしくフライを結んで探ると、程なくヤマメが掛った。澄んで痩せた流れに秋らしい感じがする。少し長めのティペットが吹きおろす風で押し戻されるのを手当てしながらそれらしい場所にフライを流すと幾つかヤマメが針に掛かった。反応は先週とは比べれば格段に良くなっている。このまま釣り上がって鹿野沢の平瀬まで遡れば良型も期待できる気がした。

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谷川橋付近を一頻り探ってから上手を目指すと暫く魚信が遠のいた。
上越線の鉄橋をくぐると何やら対岸にはスプーナーが平瀬を探っている。先行者は疎ましい。
そうしてそのまま進むと今度は目前の平瀬の変りように少し落胆した。昨年まではゆったりとやや水深のある平瀬が広がり手前から奥まであるいは下手から上手まで随所にヤマメが潜む流れだった。それが今は浅くやや速い流れか幾筋化に分かれて自ずから狙いどころが限られた瀬になっているのだ。振り返れば今年は数えるほどしか渓に入っていないので例年のように木の根から大穴まで粗方の流れの変化を掴めていない。そう思えばいたし方ないのだが・・・。

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秋の空気に包まれた利根川で今期の釣りを終えた。


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