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餅つき [塗師屋]

12月30日 餅つきには何か幸せな気分が漂う。
そのせいもあって、毎年欠かしたことは無い。

糯米を精米し、研ぎ、水に浸し、竈に薪をくべ、蒸かして、餅をつく。
つき上がった餅は、のし餅やら、お供えやらをこしらえる。
とにかく、そこに居るものは何かしらに手を出して餅つきをする。
小さな子供は手始めに小さなお供えを丸めたりする。
もちろん、からみ餅やきな粉餅などもその場で食べるので、傍らで誰かが準備を進めている。
つき上がった餅をひねり取って食べるのは格別なのだ。

蒸しやつきの加減はマチマチだから一臼毎に餅の味が違ったりする。
それを皆で、あれやこれやと言いながらつまみ食いを楽しむ。
やがて興にのると、蒸し上がったおこわを蒸篭からひとすくいして生醤油をかけて頬張る輩も出てくる。
(かく言う僕も生醤油をかけたおこわを頬張るのだが、これが美味い)

20141230-1.JPG

今年は一家に家族が増え、彼らの友達も参加した。
そこに居るものは何かしら手を出して大勢で餅つきをする。

年の瀬に餅つきには何かしら幸せな気分が漂う。

 


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