実水勢 [釣り]
6月1日 湯檜曽のテレメータ水位によれば水嵩は落ち着いてきていて釣りには塩梅がよさそうである。すっかり湯檜曽の渓を遡行するつもりで国道291を北上した。
折角なので水位計のある脇道に立ち寄り流れを確認していると、朝の散歩をしている初老の夫婦が「この辺りは工事中で魚がいないそうだよ」と話してくれた。なるほど堰堤下にはヒューム管が3本埋められて重機が川を渡れるようにしてある。もとよりここに降りるつもりはない。
赤沢を過ぎ、その先の駐車場所には先行者らしき車が止めてある。同じ思惑かと思いながら渓を覗くと、どうにも流れの様子が違う。水量が多く流れの勢いが良い。テレメータが示す3.10mの水位から想像できる湯檜曽の状況とはかけ離れている。白泡の早瀬を前に入渓を躊躇した。遠目には頃合いの流れも近づいてみると意外に早か過ぎたりする。速い流れはフライを落とせる場所も遡行ルートも限られてしまう。土合まで流れを見てまわりはしたが、結局、入渓を諦めた。
テレメータ水位計の様子が変わったのかもしれない。平水勢を下回る水位のはずがどう見ても平水勢よりもテレメータ水位にして10cm以上は水嵩が増している。あるいは、水位計周辺の工事の影響かもしれない。訝しく思いながら暫くは水位計の値と実水勢を見比べておく必要がありそうだ。
湯檜曾の後は例によって谷川に寄ってみた。ここにも先行者らしき車が止まっている。久々に6’6”のノードレスロッドを持ち出して、心機一転、丹念に探ってみたが暫くするとフライロッドを持った先行者が護岸の上を下ってきた。利根川の支流であぶれるとは・・・
そうして、帰りがけに薄根川に立ち寄り、虹鱒を数尾釣って終わりにした。
今日はヤマメを見ていない。2014-06-01 22:46
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