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Tesla Motors Roadstar [車]

12月14日 Tesla Motors のRoadstar を乗ってみた。
前の晩のうちにPlug it in! したが、100Vの充電では12時間たっても満充電できない。充電量は半分くらい。自宅まで戻ってきたときのRangeは80kmだったのが翌朝は150kmまでに増えている。おおよそ6km/1hr程度の充電速度になる。
シャシーはEliseのそれ。CFRPの外装もEliseの造形をモディファイしたようなものである。
幅広いサイドシルから乗り込むとドライビングポジションもEliseと同じだが、左側のペダルがない。同時にそこにはフットレストが無いので、左足の置き場を探してしまう。踏ん張れない。
メーターの造形もEliseと同じだが、左のスピードメーターの下には電池残量計と走行可能レンジがデジタル表示される。右側のタコメータがあるべきところは電流計になっている。アクセルペダルを踏み込むと右に振れ駆動電流が、減速時には左に振れて回生電流がわかる。
さすがに高価なだけあって内装はレザーとカーボンファイバーでEliseとは比べるべくもない。
ミニマムな最新装備がそろっている。ダッシュボードにはナビ、センターコンソール(と呼んでもいいのか?)にはマルチインフォメーションディスプレイが装着され、セキュリティやら車両状態やら電池残量、走行可能距離なども表示される。そうして、シフトレバーの代わりに、P、R、N、Dの押しボタンが装備されている。
重量は約1.25t。このうち電池が0.45tということになっている。Eliseの約0.9tに比べると0.35tほど重い。

image-20131214180240.png

走り始めると、車体重量が1.25tもあることを忘れてしまう。電池とモーターのパワーは恐るべし!?である。今のところEVは距離と速度を求めれば電池が重くなってしまう。だからEVは電池を運ぶようなものだと揶揄されることもあるが、そんなことはないと実感させられた。
僅か4秒ほどで1.25tの車体を100km/hまで加速させるパワーは右足の楽しさに溢れている。普段はエンジンの回転数を気に掛けながら駆けるべきところを、変速機を持たないこのEVはその気になった時に右足を踏み込め(その分、電費は落ちる)ばよい。街中から高速道まで、おおよそのガソリンエンジンを積んだ車を置き去りにする快感と余裕が生まれる。
ハンドリングは表現が月並みでも、お尻の重たいEliseというのが適切かもしれない。フロントの入力と反応はEliseと同じ感じがする。今時の車に比べれば路面からの入力は多い。これを煩わしいというのが一般的な意見になるかもしれないが、これが楽しいのだ。一方で横Gが掛かり始めるとリヤがもったりとしてくる。トラクションコントロールも付いているがリヤタイヤが滑ると怖いかもしれない。借りた車に公道で無茶なことはできないからタイヤのグリップの範囲で楽しんだ。
気になる電費は、高速道路を思いきり走って、Range表示の0.7掛け程度だった。おとなしく走ればRange表示相当に近づくと思う。

私の翼(車)はフロントフェンダー(それはポリカーボネートでできている)を割ってしまったので修理に出してある。次の車に乗り換える時にはEliseにしようと思っているが、なかなか手が出せないいる。そのせいもあって、ついついEliseと比べてしまう。
これは満充電で350km以上走れるし、これにCHAdeMO方式の急速充電がついていればよいのだが・・・それでも、Tesla Motors Roadstar、一言でいえば、楽しく、面白い。そして、欲しい。

 


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