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ノッテッドリーダー設計チャート [釣り]

懐かしいノッテッドリーダーの設計チャートが出てきた。少し黄ばんだ古いチャートには1993のメモがある。フライフィッシングを始めた翌年からこんなことをしていたのだ。
チャートの横軸は4inch刻みの目盛りにしたのだが、実際の造りやすさから1目盛りを10cmに読み替えている。左の縦軸はJAFTMAの号数と直径(mm)、右の縦軸はAFTMAの直径(1/1000inch)と呼び(X)としてある。
慣れたロッドとの組み合わせではターンオーバー、アキュラシー、メンディング、キャスティング時の扱いやすさなど、このチャートを見ればイメージできる。(実際に幾つかのチャートにはキャストフィールがメモされて残っている。)

1995 Ⅳ 15ft
Fishing20090423Leaderchart 001a.jpg

1995 Ⅴ 15ft
Fishing20090423Leaderchart 002a.jpg

「1995 Ⅳ 15ft」は1995年に作成した標準長さが15ftのバージョンⅣ、「1995 Ⅴ 15feet」はバージョンⅣのアキュラシーを改良したバージョンⅤで、現在の常用しているリーダーはこれになっている。各部の結び方はバット部およびテーパー部は3回巻のブラッドノット、ティペット部は3~4回巻のブラッドノットで仕上げている。(太糸の4回巻は結び目のコブが大きくなりすぎるので・・・)

1995 Ⅴ の概要
標準全長15ft (バット部 9’8”、テーパー部 2’4”、ティペット部 3’6”)といったところ。
バット部はフライラインパワーを少しづつ減衰させる役目、でもターンオーバーのパワーまで失わない程度に緩いテーパーをつけてある。ショートレンジでのメンディングはこのバット部も対象にしてティペット部を動かさないように柔軟性が必要。
テーパー部分はややきつい勾配にしてアキュラシーを向上させている。基本は6Xのティペットとしているのでテーパー部の5Xが15cm以下になるとリペアにまわす。
ティペットは6Xを適宜として、状況に応じて7Xをつなぐ。構造上は5X部分の半分はティペット部に含めるべきとして、ティペット部の標準長は約1.1mになる。この部分は流れに応じて長さを変えている。

このリーダーで小渓流から利根川までまかなっているのでドライフライ用としては汎用性が高いといえそうだが、実のところは使い慣れてしまっているということにほかならない。

 


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