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雪代の前に [釣り]

4月10日 午前中は釣にならなかった利根川もこのところの陽気で活性が上がっているに違いない。それから湯檜曽川の状況も気になる。それを確かめたくて休暇をとってここまで来た。

湯檜曽川の溪魚の活性が上がるのは何時ごろからだろうか。少しづつ入溪時期を早めてきて今年は今日(4月10日)初めて入る。雪を頂いた谷川岳を後にひかえて南東に向かって流れる湯檜曽川は、朝の明るい陽射しに澄みきった流れを見せている。こんな流れを見てしまったら入溪しないわけにはいかない。そそくさと支度を整えて川に降りた。水色は申し分ない。この流れから溪魚が出てくれれば最高だなと思いながら吊橋のところまで遡行してみたが魚影は確認できなかった。薄っすらと汗ばむ陽気でも湯檜曽川は未だ季節が巡っていないのか、それとも・・・

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昼前中には利根川に移動した。雪代で水位が上がる午後2時頃までが鍵になる。少し風が強くなっているが冷たくはない。
今シーズンになって初めて入溪するこの場所は盛期ならばポイントに困ることは無いくらいの水量はある。それでも昨年の出水と修復工事の影響で川底には相当量の砂が溜まっている。状況を疑いつつも慣れた場所で最初の一尾が出るとほっとした。その後も幾つかの馴染みのポイントでは概ね期待通りにヤマメが出てきた。
入溪して最初の大場所、左岸のやや深い岸際にヤマメが着いていることを信じて繰り返しフライを流すと、スーッとヤマメが浮いてきて綺麗にフックセットできた。

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“岸際のヤマメ”が出たことで疑念が払われると夢中になれる。底にヤマメが着いている信じられると、数投して反応が無いポイントでも、もう少し粘ることができる。やや早い流れに沈んだテトラの周りからは良型が浮いてきたがフライをくわえられなかった。そうして釣り上げたヤマメは澄んだ水色と対照的に艶やかな体躯に透き通った鰭が綺麗だった。

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勢いに乗ってその先まで釣りあがると風花が舞った3月とはうってかわってヤマメが飛び出してきた。

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もう少し経てば利根川は水嵩が増して雪代が落ち着くまではフライフィッシングは困難になる。


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