ツバメ [反古]
その1
帰宅時にツバメを轢いた。
田んぼ中のアスファルトに十羽ほどの黒っぽい小鳥がいた。
いつものスズメならばギリギリで車をかわしながら飛び立つのだが、この鳥は少しぼやぼやしている。
少し意地悪な気分にスピードを落とさず近づくと寸でのところで皆飛び立ったが一羽だけ飛び立つのが遅れて車のアンダーパネルに当たった。
ルームミーラーにうずくまるツバメが見えた。
スピードを落とすべきだった。
その2
利根の川面を飛んでいた大型の虫、あれはヒゲナガがと視線で追っていると、川上から一直線に飛んできたツバメが迷うことなくくわえていった。パシッと小さな音が聞こえたような気がした。
2008-06-18 22:30
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