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夕涼み [釣り]

8月22日 思い立って名栗川に向かった。8月真昼にはヤマメが相手にしてくれそうもないが夕暮れならば何かしら期待が持てそうなのだ。午後3時過ぎに家を出た。

緊急事態宣言を受けてか名栗川沿いの公共の駐車スペースはロープが張られたり、丸太が置かれたりして駐車ができなくなっている。一方で、主だった川遊びの場所には人が溢れている。思ったところに車を止めることもできずそのまま遡って人見の路肩に車を止めて渓に降りた。
先ごろ雨のせいか水色は麗しく水嵩も好ましい。暦では既に立秋を過ぎ景色は未だ夏の盛りなのに水色は初夏の釣りを思わせる。なんだか複雑な心持ではある。階段を下りてもどかしくフライを結んで主だったポイントにフライを落とした。渕か瀬か白泡かそれとも瀬脇か、新鮮な気持ちで悩む。
最初の当りは緩い平瀬から、次の当りは瀬脇から、いずれも小さい。反して水深がある大場所からは反応がない。次に平瀬で掛けたヤマメはいわゆるバレサイズ。バープレスフックでテンションを緩めると流れに帰った。

小さな魚信に小さなヤマメを想像しながら夕暮れの人見に入る頃にはシャワーの様な夕立に濡れて渓から上がった。

2021-08-22 001.jpg


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