an endangered species

2030年代には新車販売からガソリン車をなくすのだという。

十数年前に初めてEVを運転した時はそれほどでもなかったが、しばらくしてテスラのRoadstarを運転した時のモーターパワーの印象は既にガソリン車の動力性能を凌駕していた。加えて今どきは、環境、安全、信頼、快適のいずれも電動化によって各段の進歩を遂げている。最早この技術進化に、電動化には抗うべくもない。
ガソリンエンジンを積んだそれはもはや絶滅危惧種なのだ。

この頃は齢を重ねたていつかはエリーゼを手放すとして次はどうしたものかと思案もするが、脊椎に感じるその挙動以外に特段自慢できる所のないエリーゼS2とともに“最後の10年間”を過ごすのが酔狂で天邪鬼の道かもしれない。・・・輝きに満ちた日々とその余韻とともに・・・