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チェーン伸び率測定 [自転車]

9月2日 RSS がおよそ1000kmを越えたのでチェーンの伸び率を測定してみた。
チェーンはCN-HG71。

ノギスをチェーンに当てて、
ローラーの外径  7.6mm ・・・思いのほか小さいがCN-6800も同じ
ローラー間外寸法 19.8mm
ローラー間内寸法  5.6mm
これで計算すると、
チェーンのピッチ 12.7mm (規格のとおり)
ローラーのガタ   0.5mm (±0.25mm) ・・・新品は0.4mmだった
となる。

次に、ローラ間寸法を10リンク分で測定すると、
ローラ間寸法(10リンク分)  120.0mm
この10リンク分にローラーの外径を加えてローラーのガタを差引くと、
チェーン10コマ分の軸間寸法 127.1mm
規格に従ったチェーン10コマ分の寸法は 127.0mm だから、
チェーン伸び率は0.08%
となった。

仮に伸び率0.5%を限度とすれば、あと5,000kmほど使えることになるが・・・メンテナンス次第か・・・。

独白:それにしても自転車用の“チェーンチェッカー”なるゲージはローラーのガタ分をどうしているのだろうか?

JISでは既定の張力かけて、ローラーの外側と内側の寸法を測定して、その平均値から出したピッチと基準ピッチとの差分から伸び率を求めるようになっているが・・・。

ローラーの内側どうしかあるいは外側どうしだけで判定しているが・・・。

ローラーのブッシュのガタの初期設定はどう見込んでいるのかなぁ・・・。

チェーンの伸び、つまりピッチの広がりはピンとブッシュの摩耗によるが、他方でローラーとブッシュの摩耗も生じていて、両方がギヤとの噛みあいに影響してくるので・・・一つの目安とすればいいか・・・。


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